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第52条《延納等に係る利子税》関係

目次

(分納税額の納期限が延長された場合の第2回目以後の利子税の計算始期)

52-1 法第52条第1項第2号に規定する「前回の分納税額の納期限」には、通則法第11条の規定により延長された期限は含まれないことに留意する。(昭57直資2-177追加)

(繰上納付があった場合の第2回目以降の利子税の計算)

52-2 法第52条第1項第2号の規定に基づき、第2回目以降の利子税の計算を行う場合には、延納税額を分納期限前に繰り上げて納付したことにより、延納税額から前回までの分納税額の合計額を控除した残額よりも、延納税額の残額が少ない場合は、当該延納税額の残額を基礎とするのであるから留意する。(平18徴管5-14追加)

(延納申請を取り下げた場合)

52-3 法第52条第4項の規定は、延納申請を自ら取り下げた場合には適用がなく、当該取り下げた者は、当該申請の取下げに係る相続税額の法第33条又は通則法第35条第2項の規定による納期限又は納付すべき日の翌日から当該相続税の完納の日までの期間については、通則法第60条の規定による延滞税を納付しなければならないのであるから留意する。(平18徴管5-14追加)

(災害等により申請に係る分納期限後に延納を許可した後、分納期限の延長等を行った場合)

52―4 法第52条第5項の規定の適用がある場合において、延納の許可を受けた分納税額の納期限(39―4による納期限をいう。)を延長又は再延長した場合においては、延納の許可をした税額の納期限の翌日から延長又は再延長した分納期限までの期間については利子税を計算することに留意する。

(注) 法第52条第5項の規定の適用がある場合における分納期限の延長について図示すると次のとおりである。

分納期限の延長
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